ネットPR for アントレプレナー
テレビ、新聞、雑誌、ラジオといった4大マスメディアを媒介としたPRだけでなく、インターネットを介してステークホルダーのみならず潜在顧客を含めたファンへ直接的にアプローチすることを「ネットPR」と呼んでいます。メディアという第三者を介すことで情報の信用性を増幅させるというのが従来のPR、とりわけ広報の手法でした。「ネットPR」は、マスコミという第三者は介しませんが、ブロガーやインフルエンサーなどの“仲間の声”を大変参考にします。ユーチューブでもダウンロードされた回数が多いものほど興味を持ち、雪だるま式に閲覧者が増え、オッパッピーな状態になります。この点は「発行部数の多い全国紙の新聞の情報は信頼できる」といった食指とあまりかわらないような気もしますし、企業広報の方で「ネットPRは拙速に情報が独り歩きするのではないか」と危惧されるのがよくわかります。
とはいえ、世間はますますネットを当てにしますので、メイヴァンではネットPRをどんどんやんなさいと広めています。特に創業したてで実績に乏しく資本も少ない起業家には自分の声で自己紹介するよりないはずです。いくら自信のあるサービスや製品であっても、いきなり経済新聞の記者の方が取材に来るはずがないです。創業時は、自分の声がよく届く距離にいる方々に対して語りかけ、気持ちを温めていくこと。インターネットはそうした手法のコミュニケーション、つまりネットPRがよく効くはずです。

インターネットは顔の見える相手によく利く。だからネットPR
世界中どこにいてもインターネットはつながっている。だからネットPRで世界の裏側の人に自社製品を売り込むぞ!というのはだれが考えても無理があります。私的な話ですが、私は京都の八瀬にいましたが近所の方から「いまからメールを送るので見てほしい」と電話があり、メールを開いたら次の町内の集まりの情報が記載されていて、詳しくは坂の下の掲示板を見てくれとありました。そこで家の前の坂を下るとメールの差出人が「これこれ、読んで―」掲示板の前で待っていました。出てきたのは私だけではなく他の家人ものそのそと。糸電話のような楽しみ方ですが、ネットPRを実施するときに思い出してほしい感覚です。ニュースリリースを配信するにしても、数百人数百社へ一斉同報するワイヤーサービスもネットPRのいいところなのかもしれませんが、メイヴァンではマスコミの方々の顔の思い浮かべながら、情報を必要とされている方々にのみ配信することを心がけてネットPRを行っています。
